上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
町家が保存再生される町のおさらいをしておきます。


町家が残っていくパターンは2種類あります。

A 経済活動が活発ですが、京都らしい景観が積極的に保たれるエリア
B 住宅の新陳代謝や経済活動が活性化されてないので潰されずに残っているエリア

いうまでも無く資産価値の高い街は前者です。
30年後~50年後も町家が活発に再利用され
街が元気になりそうなエリアを推論します。

町家や伝統建造物が多数残り再生され
将来的にも街の経済力が持続成長する広域エリアを挙げるなら


東山区北部・左京区南部エリア

祇園に八坂神社・高台寺・清水寺・知恩院・岡崎・永観堂
京都観光のシンボルであるべき地域。

景観も一番美しいと思います。
集客力も府外・海外からの注目もナンバー1。
今後も資金流入が続きます。

・都心部の烏丸通西部エリア

新町通り・油小路通・室町通を中心に美しい町家が残ります。
明倫学区は芸術の街としても注目されはじめている。
町家改装で洗練された店舗が多い。
四条釜座下がるの新釜座町は有形歴史遺産の杉本家があり町家の並ぶ路地として有名。
住む人々もステータスが高いです。

京都駅北・東本願寺界隈エリア
元皆山学区は宿場町と東西本願寺の門前町は仏教の街として有名ですが
それ以上に京都駅や都心からの距離が近いのが最大のメリットで
住んでみると意外と静かな場所です。
地価も手頃で今後資産価値もあがりそうです。


・上京区の地下鉄沿線系エリア(新町・室町学区)

上京区はお寺と伝統工業の街と説明すると判りやすい。
御所西は公家や武家が多く住んだ由緒正しい場所。
地位が高いのはやはり北です。

小川通寺ノ内には
川村織物で有名な大型の町家があります。
茶道の家元が並ぶ表千家・裏千家武者小路家や
人形寺の宝鏡寺はこのエリアです。


・西陣/上七軒/紫野東部エリア

西陣は上記の室町と同じく京都の織物の繊維業の中心地ですので
京都市北部の町家のメッカといえます。
織屋建といって奥に天井の高い工場がある造りの町家が多く
それを再利用したダイニングやカフェなどの店舗が多いのです。
五辻通などは散策してみるととても楽しいエリア。
その他の観光名所としては上七軒や北野天満宮・北部では大徳寺・船岡山が名所。

・洛中エリア(都心部・堀川通よりやや西四条大宮・三条商店街・壬生・二条駅界隈)

三条商店街・御池踊りには町家の再生ショップ・カフェが多数展開。
住宅への改装事例も多い。
京都人の生活観、息遣いが感じ取れる
いまが旬の賑やかな街です。

・伏見桃山(南浜)エリア
地図では触れておりませんが伏見の旧市街地は
地政学的にも日本の歴史上と関係の深い場所です。
南浜学区は伏見区の中心市街地の南側で
美しい町家の酒蔵が多く残ります。


住宅として考えた場合、都心部では値段が
なかなか折り合えないかもしれません。

今後、特に手を打たなければ
まず幹線道路に建つ町家は全滅するでしょう。
そして地価の極めて高い場所にある大きな町家も
残念ながらどんどんマンションに淘汰されてしまうでしょう。
都心で残る町家は上手く店舗・事務所に転用できるもののみです。


町家の残る場所を一言で言い表せばキーワードは
「都心の店舗もしくは細街路の狭小町家」「準都心の町家街」かと思います。
   
概して10坪~20坪くらいの土地に
15坪~30坪くらいの建物が乗っている建物が
住宅としてはよく売れております。
また、ここに挙げなかった地下鉄から少し距離がある
内陸系の町の町家も改装住宅としては残っていきそうです。

一つでも多くの町家が残るように動いていくのが
われわれ㈱八清の使命です。

町家が残って京都経済が活性化すれば
これほど嬉しいことはありません。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://naokin219.blog106.fc2.com/tb.php/114-e638853b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。