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おはようございます。
にしむらです。


前回に引き続き昔ながらの京都の伝統的な建物(京町家、数奇屋、洋館)がある立地を特集してみます。
今回は都心部編です。

地図中の 赤領域は 昭和初期以前の古い建物が 多く残る。住居利用が多い。
       橙領域は                  けっこう残ってる
       黄領域は                 少なくなったが残っている。店舗での活用が多い。
       青領域は                 法的に古い町並みが保全されている 
地域となっています。
歴史的建造物都心部s

前回の京都市北部編を含めて
どこに歴史的な建物が多く残るか上のマップを概観すると
旧市街地の隅に多く残っていることがわかります。

町家が多く現存するエリアをおさらいしておきましょう。

A京阪沿線系・東山区北部・左京区南部エリア
⑭祇園南部・高台寺・清水周辺
⑱東山七条エリア
④新洞学区(三条京阪北側)
⑤岡崎・東山三条エリア
⑥聖護院・吉田エリア

B都心部周辺系
⑯東本願寺・渉成園エリア
⑦元明倫・元本能学区
⑪洛央学区西部
②御所南学区西部
新町学区
①二条駅西側 朱雀エリア

C阪急沿線系②洛中学区
⑩壬生北部・西院東部(旧市街地)

D上京・北区・左京エリア
西陣・上七軒エリア
室町・小川エリア
正親・二条城北学区エリア
仁和学区エリア
小山エリア
紫野エリア
衣笠東エリア
上賀茂・松ヶ崎 旧集落エリア

E 下京エリア
⑬島原エリア
⑮西七条北部エリア


都心部をみれば
いわゆる御池通-四条通 烏丸通-河原町通間の
中心商業地域=セントラル京都を中心に駅から近い部分が
開発(新陳代謝)が進んでいることが良くわかります。

交通機関の駅近隣なんかは新陳代謝が激しいので
取り壊しされることも比較的多いのでしょう。

ただ、今後とも京都は世界から注目される都市ですので
町家が美しく立ち並ぶ京都らしさへの憧れで
第二の家を持ちたい、店舗を持ちたい。
こういうニーズで
府外、海外からの資金流入が進みます。

将来の京都の町家は

A 京都らしい美観をもつ
B 観光的要素がある
C 概して交通的利便性がよい
D 都心や商業地からの距離が近い
E 都市文化が成熟している

こういう観点を満たす
歴史的建造物が多く残る街が
非常に資産価値の高い町家街になると思います。


ちなみに京都市で町家が住宅として残るのは
改装後で1000万円~5000万円程度の住宅です。
それ以上となると資金力のある法人による特殊な用途での利用でないと
保存再生は難しいと思います。

都心部の「いい場所」は地位の高い人が住んでいたため
30坪以上の地型の大きな町家が多かったのですが
これが売買になると現状でも6000万円を超えます。

こういった町家がつぶされマンションになっていってます。。

経済的な合理性を考えると地価の高い「いい場所」は
残念ながら小さな町家しか残せないのです。

30坪以上の大きな町家を守るにはなんらかの政策が必要です。
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